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パーキンソン病で注意したい誤嚥

パーキンソン病は、決して珍しい病気ではありません。この病気の名前を知るまでは、あまり気に留めなかったのですが、実際に身内がパーキンソン病になってみると、意外にも患者が多いことに気が付きました。そのためはじめは「どんな病気?」と疑問に思っていましたが、実際に周りの患者さんをみると、大体このような経過をとるんだということがわかってきたのです。

 

わたしの祖父はなくなる5年前にパーキンソン病と診断をされました。その時は70代になっていましたね。はじめは手の震えが出て、それだけでは病気と思わず様子を見ていたそうです。そしてそれから2年くらいすると歩く時の足の運びが悪くなってきたのを感じたと祖母が後から言っていました。またそれと同時に咳き込むことが多くなったと。

 

あとから考えると、はじめは典型的なパーキンソン病の症状が出て、それから千鳥足歩行などがみられるようになったのでしょう。またむせることが多くなったのは、パーキンソン病により嚥下能力が悪くなったからだと考えます。

 

その頃になりやっと周りの人もおかしいと感じるようになり、病院にいきました。病院ではすぐにパーキンソン病と診断され、対症療法が始まりました。歩行に関してはリハビリを、嚥下は投薬がありましたが、病気のステージが進行していたのかあまり劇的な効果は見られませんでした。

 

また入院してレントゲンで分かったのですが、祖父はヘビースモーカーだったのですね。そのためにもともと肺の状態はよくなかったようです。これに加え、食事の時に少しずつ誤嚥をしてしまい、結局最後は誤嚥性肺炎でなくなりました。

 

あとから聞いてみるとこのパーキンソン病で誤嚥性肺炎になる人は少なくないそうですね。嚥下の程度によってはもう食べることを中止して胃瘻という穴を腹部に作ることもあるほど。でも祖父の場合は、その話で出る前になくなってしまったのですが、振り返ってみると、最後の入院までは自宅ですごし、お酒も好きな食事もたしなみ祖父らしい生活が出来たので、いいのかなあと思っています。